【術後1019日】倶楽部対抗戦2025年(千葉予選)

皆さん、ご無沙汰しています。ワタクシ4月、5月ととっても忙しかったです。何故なら・・・そう。春のメインイベント、ゴルフの甲子園ともいわれる倶楽部対抗戦。
各ゴルフ場のトップ選手達がゴルフ場の名前を背負って対抗戦を繰り広げる、そんな成人アマチュア団体戦の最高峰(たぶん)。私が所属する姉ヶ崎は大変レベルが高く、私達が神様とあがめる錚々たるメンバーが選手となります。去年は第一補欠となったDr.ORANGEですが、今年は・・何とか正選手の末席、6名中の6番目になることが出来たのです!まあ、仕事もそのために働き方を変えたところもあるし、それなりに頑張った甲斐もあり、憧れのあの神シックスに!まだまだ後ろの方でチラチラ見切れて踊るレベルのまだまだモブメンバーなんですけど!入ることが!できたんです!

とはいえ、去年は補欠だったけど正選手になることが出来たのですから、そこから思えば大出世。3月にメンバーに選出してもらってから、そりゃーそれなりに緊張感というか責任感というか不安感というか・・・正選手に憧れがあったものの、いざなってみたらやっぱりドキがムネムネというかバクがムネムネというか・・。
そこからのラウンドは毎回「こんなショートパット外していては・・!」「こんなドライバー曲げていては・・」「ウッドが毎回スラってガードバンカー入っとるやないか!」と失敗するたびに「これでは・・」と1打1打緊張感を持って臨んでいました。毎週末に練習会があり、それ以外にもたくさんラウンドがあったので、そのたびに反省ノートをつけたりして。でもまあ、それはそれで効果があったし、その合間のGEN-TENレッスンやキャンプではテーマを持って臨んだこともあり、非常に有意義な時期でした。

そんな2カ月を過ごした私。だんだん予選の日程が近づいてくると焦りも出てきます。
家ではYouTubeの「1mのショートパットを外さない」だの「ショートアプローチのコツ」「パー3の戦略」だのを流す日々。そうこうしながらも着実にその日は近づいてくるのです。まあ正選手といえどもモブメンバーなんで、ポイントゲッターの人たちのプレッシャーに比べればどってこと無いのですが、神様達も去年ヨレヨレになったあの倶楽部対抗戦。さぞかし大変なんだろうな・・とかただでさえパター苦手なのに試合でできるかな?など想像も膨らみます。とはいえ、私はこれまで人の命がかかっている大きな手術や難しい分娩を控えて前日から緊張したり・・などもあったし、全国各地で講演会をした経験もあります。普通の人よりは緊張には慣れてるんじゃないかな?という変な自信もあったことからジャイアントキリングとかあっちゃったりして♡?なんて図々しい声を「無理無理」と脳内会議で打ち消したり。 

この倶楽部対抗戦の競技ルールですが、予選は各チーム6名が出場し、上位4名のスコアで競います。(ちなみにこの4名のうち2名は50歳以上、という縛りがあります。ピッチピチの「この前までプロ目指してました♪」みたいな若い娘が上位を席巻しないように・・という面白いルールです。)
千葉第一会場は22チーム(ゴルフ場)が出場し、2チームのみが勝ち抜けです。
ちなみに本戦(決勝)は今回スコアを採択された4名が出場、上位3名のスコアで競います。Dr.ORANGEは6名の正選手のうち、6番目の初出場ルーキー。ポイントは上位4名の神様達が基本ゲットしてくれることになるので、私はまだ出場できる補欠・・みたいな立ち位置。

しかし、神様達の表情が強張ってくる1週間くらい前から私も禁酒を始め、体調に細心の注意を払うようにしていました。前日の過ごし方を神様達に聞いてもみんなそれぞれ。共通しているのは「前日は消化の良い安全なものを食べる」「早く寝る」「練習しすぎない」だったのでそれを遵守。ところが・・・早く寝たのに消化イイもの食べすぎてお腹が空きすぎたせいか寝られない・・寝よう寝ようと思ってもお目めパッチリ。何時になっても寝られない・・あれ・・?私、緊張してるの・・?

大切な人からもらったタコのドライバーヘッドも連れて行きました♡

結局寝たんだか寝なかったんだかわからない状態で朝早く千葉県野田(会場は千葉カントリー野田コース)へ車を走らせました。朝5時からやっている川間アルバトロスレンジで神様の1人と待ち合わせ。そんなに悪くない・・ウッド系がちょっと擦るなあと思うくらい。体を軽く動かして千葉カンに向かいます。
私はスタートが最終組ということもあり、スタートまで、まだ2時間以上あります。
姉ヶ崎のスタッフや応援メンバー、神様達とも言葉を交わし、レンジ(各ゴルフ場に指定ブースあり)やアプローチの練習したりして。だんだん時間が迫ってきます。きゃー!

ついにスタート時間が来ました。同組でラウンドする人たちと挨拶をかわし、いよいよです。男子研修会のメンバーも応援に来てくれてぐっと緊張感が高まります。競技の時はスタートの5-10分前に競技説明やスコアカードやピンポジ表の配布を受けます。名前を呼ばれてティーアップします。姉ヶ崎のスタッフにも見守られ、スタートホールではナイスショーット!!イイ感じでスタートできました。

しかし・・・その後からが大変。
ドライバーは絶好調!もうどのホールもいっつもフェアウェイの真ん中のめちゃくちゃ良いライからのセカンド。こんないい所練習ラウンドでも来たことない!さあここからなら得意の7番アイアンで届く。ほぼパー確だ!慎重に・・・ぺちょ。え?ぺちょって何?あんないいライから、あんな得意のクラブでシャンクとかぺちょとかあります???と激しく動揺。決してうかつに打ったわけじゃないのに。いかんいかん。打っちゃったショットにショック受けたり反省したりするのはあとあと。今はこれからの事を考えよう。まだ寄せワンありうるんだから・・・幸いライは悪くない。20-30Yは散々やってきた距離。うん、寄せられる。まだいける・・カッツーン!!ボールはグリーンの反対側へ。ええっなになに!?こんなアプローチミス、めちゃ久しぶりなんですけど!とクラブをしげしげと確認する・・次も寄せきれず、2パットであっという間にダボ・・・あんないい所から素ダボって。涙。

そんな感じでドライバーナイスショット→めちゃいい所!と張り切ってミス→パターも入らずの連続。今思えばやっぱり気負いが空回りしたんだろうな・・と感じるけれど。
手がブルブル震える、とか胸がドキドキして落ち着かない、みたいなわかりやすい緊張なら自分でも自覚できるけれど、そういう体感は全然なかったから「あれ?」「ど、どうして?」「あれー?おかしいなぁ」がとにかく続いちゃう。結局前半も後半もそんな感じでいいとこナシ!
唯一最終ホールだけはグリーン周りに応援部隊(最終組だったので、ホールアウトした神様達含む)が鈴なりになっている中、見事なバーディパットを沈めて大歓声を浴びたのだけが唯一の見せ場。

もう伸びてた鼻がボッキリ根元から折れて顔の真ん中に深いディボットを作りながらヨレンヨレンし、ホールアウト後、みんなに謝りながらクラブハウスに戻る。みんな優しく「楽しめた?」「よく頑張った」と声を掛けてくれました。事前の予想通り私はチーム内では6位。がっくし。しかし・・・さすがは我が神様達。今回は同じ強豪チームである千葉カントリーが、ホーム開催ということでめっちゃ張り切っているという噂もあり、正直2位かなって(神様達が)話していたのですが、結果的には2打差で振り切り、見事トップ通過でした!今年は男子も千葉予選はトップ通過だったのでこれで男女ペアでトップ通過ということでおさまりました。良かった良かった(^^)!

こうやって誰かがホールアウトするたびに上位4名を計算して順位をつけていきます。

お風呂場で「なんだか絶好のライから、失敗する可能性が限りなく低い状況から、ミスを連発したんですぅ~!」と神様達に愚痴ったところ、エース2人の神様がにっこり笑って「競技ゴルフの世界にようこそ!」と言われました。そ、そういうもんなんですね・・・いつもできるはずの事が、出来ない。体のどこかにエラーが出てしまう。これが・・競技ゴルフなのか。個人戦とは違う、団体戦の難しさなんだな・・と改めて感じる1日でした。

後日談ですが・・・気が抜けたのか、その週末に大風邪をひいてしまいました。風邪なんて何年振りか?の上に大ノド風邪で声が全く出なくなってしまいました。やっぱり人間、精神状態が免疫に関係するんだなぁ・・・恐ろしい。げっほんげっほん咳込みすぎて食べたものが上がってくる、頭が痛くなる、という初体験をしました。今年の風邪はノドに来るらしい。ホント、食欲は落ちるし、体調が戻っても声が出なくて、このブログ書いている間もゲホゲホ・・。

6月には箱根で関東決勝です。次回はピュアに応援!あー!気が楽!
でも、来年に向けてポイントゲッターになれるように。目標が定まりました。高い目標だけど・・決して夢じゃない!頑張りますよ~♪今年は禁酒までしちゃったせいで気負っちゃったかもなので、来年は普通にお酒も飲もうと誓うDr.ORANGEなのでした。

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