【術後128日】賢島キャンプで彼氏決定戦!

私が通っているGEN-TENというスクールは毎月あちこちでキャンプ(ゴルフ合宿)を開催しています。ついつい魅力的な場所でやっていると行きたくなっちゃうので、週末はキャンプでスケジュールが埋まってしまいます。11月は烏山城に続いて賢島キャンプ。私は以前中部地方に住んでいて、そのころに賢島(その頃はプライムリゾート賢島、という名前だった)に行ったとき、めちゃくちゃ素敵なところだった!という印象があったので、井上コーチから「賢島」という言葉を聞いた瞬間に、つい「行きたい!」って答えてしまったのです。有給ととって金曜日から3日間の賢島キャンプ。

知ってます?東京から三重ってめちゃくちゃ遠いんですよ、奥様!
東京→名古屋より名古屋→賢島の方が時間かかる・・。朝9時過ぎに現地集合するために、前日(木曜日)仕事終わりに新幹線で名古屋に向かい、前泊して金曜日の早朝の近鉄に乗るという計画を立てました。名古屋駅付近に(9月にゴルフした)友人夫妻を呼び出して一緒に焼肉食べて、バイバイした後に歌いたい気分になったのでひとりカラオケで熱唱し、カプセルホテルに泊まったのでした。私はよくカプセルホテルを利用するのですが、この名古屋のカプセルホテルは若者向けのオシャンティなカプセルホテルでした。カプセルと言っても中で座れるくらいの十分なスペース。防音もしっかりしてるし、快適に寝ることができました。駅にも近いし、おすすめです。

名古屋駅前はクリスマスムード
ここが私のカプセル!

翌朝はアラームが鳴る前にいつも起きている5時過ぎに自然な目覚め。まだ暗く、寒い6時前にホテルを出発して近鉄を乗り継いで賢島へ。特急ビスタカーを終点で降りた乗客は私だけ。待っていたコーチとホテルバスでホテルに到着。「めちゃくちゃいい天気ですね~!こんなところまで来て天気悪かったら泣いて帰っちゃうところでしたよ」などと話しながらゴルフ場まで歩きました。伊勢の神様が遠路はるばる来た私を歓迎してくれてるんだろうな、と思うようなキラキラした空とさわやかな風と紅葉した木々。これからの3日間の期待に胸も膨らみます(片方しかないけど)。

遠方だけあって、集合する時間もまちまち。10時過ぎにはまだ3名しか集まっていません。
ここで私は大事なミッションを発動です。それは・・・元カレと今カレ、どっちとお付き合いするかの決戦です。
カレ・・・え?ああ、パターのことですよ😉♡
今カレはキャメロン君で、元カレはマイスパイダー君(蜘蛛っち君)。キャメ君の方が顔は好みだし、なんかスコッティキャメロンって上手い人が使ってるイメージ。そんな「憧れの君」だったのですが、なにせDV気質(涙)。この前のCL会ではそうとうひどい目にあいました(4パット2回とかだし。3パットもいっぱいしたし)。
もちろん私にも至らない点があることは認めますが、それにしたってもう・・自宅のパターマットでは私のご機嫌を取るかのようにバシバシはいるのですが、本当に助けてほしい時に冷たく素っ気ない態度・・そんな彼と付き合い続けていいのだろうか?と自問自答するのも無理のないことです。そもそも元カレの蜘蛛っち君とは別に嫌いで別れたわけじゃなくて、イケメンで正反対のタイプのキャメ君に一目ぼれしたのでなんとなく疎遠になっただけだしさ・・・。
今回はそんな元カレもキャディバッグに入れて、ちゃんとしたグリーンの上で2人を比較することにしたのです。先日のドライバーフィッティングでは今カレ(エピッ君)を信じて良い、という結果でしたがどうなることやら・・?

近鉄特急でのどかな景色を眺めながら朝ごはん。
キャメ君(左)と蜘蛛っち君(右)正反対の2人です。

ショートパットやロングパット、上り下り、しびれる距離、カラーから・・・いろんなシチュエーションでボールを打ってみます。久しぶりの蜘蛛っち君の極太グリップ(スーパーストローク)になつかしさがこみ上げます。いろいろやってみましたが・・やっぱり、やっぱり蜘蛛っち君の圧倒的安心感!太目のグリップによって手首の動きも抑えられるし、重いヘッドがボールをしっかり捉えてくれるのを感じます。
そりゃ構えたときの顔は細身のキャメ君の方が好き(羽生結弦テイスト)なのですが、がっちりした蜘蛛っち君(アニマル浜口テイスト)の”困ったときに助けてくれそうな安心感”に改めて気づいたのです。この彼の易しさ(優しさ)を痛感できたのは、顔と憧れだけでキャメ君と付き合って、いろいろ辛い想いをしたから。私にはまだキャメ君は身分不相応なのでしょう。それがわかっただけでも憧れのキャメ君との日々が無駄になったとは思いませんが私の現時点でのベターハーフは蜘蛛っち君なのかも・・と再認識しました。

その日のうちに、「エースパターの印(モケケ君)」を蜘蛛っち君のヘッドカバーに移譲する儀式を粛々と執り行い、無事、私のエースパターの座にはアニマル蜘蛛っち君が鎮座したのでした。
羽生キャメ君は元カレとして自宅のリビングのパターマットにいてもらい、私が蜘蛛っち君と過ごすうちにぎくしゃくして、「やっぱり蜘蛛っち君なんてキライ!」となる(かもしれない)次のチャンスを虎視眈々と狙っていただくことにしたのでした。

さて、今回のキャンプ地は近鉄賢島カンツリークラブ。ミズノクラシックやTOTOジャパンクラシックも開催された名門コースです。「東の井上、西の上田」とうたわれる名匠、上田治の設計です。井上氏も上田氏も砲台グリーンが好きなのね・・・手前からコロコロとナイスオン!が無くて、きっちりキャリーでグリーンを捉えないと落っこちちゃうし、打ち上げになるから体感距離が長い!井上氏ほどは狭い感じじゃないですし、賢島というイメージから勝手にリゾート感を持っていたのですが、リゾートというよりはしっかりトラディショナルなコースでした。グリーン周りの芝が関東よりも強いというか硬いというか、枯れてる色でも逆目だとしっかりひっかかって、何度かがっくり膝をつくことも・・・。

ランチは3日間ガーリックシュリンプと牛筋煮込みとメガハイボール!
フェアウェイには女子プロの飛距離のパネルも。やっぱり飛ぶんだなあ

今回のキャンプでも、井上コーチからとても大事なことを教わることができて、良いスイングに近づくことができたと思うし、メンバーにも恵まれてお酒もたっぷり飲んだし、とても楽しい、良い3日間でした。家に帰ってテレビを付けた途端、日本がコスタリカに1点取られてしまいました。「私なんかが見たからだ・・ごめんね」とOFFにして歯を磨いて早めに就寝。
翌日の月曜日は朝は5時起きだし夜は当直ですが、楽しかった思い出を胸に頑張れるなと思いました。

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