【術後75日】ゴルフキャンプ@烏山城カントリー

先日の練習ラウンドで自分の弱点(というか欠点)が明らかになり、それを修正する気マンマンで臨んだゴルフキャンプ。場所は烏山城。日本女子オープンが開催されるガチのチャンピオンコースです。インターチェンジからはちょっと遠いのが難点ですが、温泉♨️とホテルとマッサージとゴルフと焼肉屋と居酒屋が敷地内にある、あれぇ?ここは天国なのかな?と錯覚してしまう充実の施設なのです。

2泊3日のゴルフコーチ帯同のレッスン&ラウンド三昧の3日間です。まあ、色々悩みも相談しましたが主治医の井上コーチとの合議の結果、結局スイングの根本改善をする事が遠回りの様で近道なのだと気付かされた結果、再びスイング改造っていうか新しい動きをプラスすることに。

新しい動きをスイングに取り入れると言う事は、せっかくうまくいってるシステムに異分子を取り込む事になります。なので最初はギクシャクするしなんだかキモチワルイし今まで出来た事(球に当てるとか、まっすぐ飛ばすとか)もなんか上手くできなくなってもうめっちゃストレス😔!しかし、その違和感を乗り越える事で一皮剥けて異分子が溶け込んだネオな形になれるハズと信じてその違和感やミスショットを受け入れていくのは、まさに修行。

とはいえ、烏山城というただでさえタフな難コースでいつもなら出ないショボショボショット、テンプラ、ドひっかけが出るとちっぽけなプライドが傷つきます。本当はもっとデキル子なのに!と。
烏山城CCは日本でも屈指の名匠、井上誠一設計の名コース。コースの名前も本丸、二の丸、三の丸とシャレてます。そんな誠一と対峙する時はピカピカのベストな自分でいたい。なのに今のワタシは今、脱皮したてのサナギの様なふやふやのデリケートで不安定な存在・・。
当然コテンパンのギッチギチのぺっしゃんこのポンコポピーなのです😔

烏山城Cは打ち上げのホールが多く白ティは特にタフ!打っても打ってもグリーンが遠い。えげつない砲台グリーンは1ヤードのキャリーミスを許しません。個人的には特に2日目、ショートゲーム撃沈(あれ?スイング改造関係なし?)で涙のスコア。でも、2日目の夜にコーチの動画解析(カウンセリング)でショートゲームの粗さを指摘され、思うところあって3日目は少し回復できました。チップインパーもあったし、ショートでバーディも取れました♡終日べったりラウンドを観察してもらうことでスイングだけでなくラウンドの流れの中での思考のパターンやアドレスの雑さ、癖など自分では気づかない点を指摘してもらえて多くの発見があるのがキャンプのメリットです。

・・ところで烏山城C Cは毎年キャンプで来ているのですが、来るたびに(自分のスキルは上がってるはずなのに)その難しさが増しています。私はゴルフ場の設計者をチェックするタイプなのですが、設計者ごとに個性というかコースの特徴があったりするので面白いです。
外国人(ピート・ダイやミュアヘッド・ニクラウス・ポートレットなど)の設計のゴルフ場も楽し難しいです。でもその難しさは初見でわかると言うか、見た目でもうホールが個性的で「ひゃー!どこに打てっちゅーねん(エセ関西弁)!」って初回に突っ込める。それに対して井上誠一氏や赤星四郎氏、加藤俊輔氏のコースはオーソドックスというか、一見面白味が無くてインパクトもあまり感じないので、最初難しさがわかりにくい。スコアがでないのも「ああ、今日は調子悪かった」からだって思うのです。でもまわればまわるほど錯覚やゴルファーの心理を利用したトラップで「ミスを引き出されている」ことに気づく。なのでゴルフが上達すればするほど難しく感じるという不思議。ピュアにボギー狙い、もしくは無心にボールを安全圏に運ぶというプレーに徹すればたいして難しくないのに、小賢しい事考える様になるとそれを見透かすかの様にハザードや罠があつてまんまと嵌まる。そんな日本人らしい嫌らしさ&奥深さを感じられるのが名匠の所以なのでしょう。烏山城はマジそんなコースなのです!

おっと😳・・・ついついゴルフの魅力について熱く語ってしまいましたYO!
今回特に烏山城にコテンパンにされたのでその恨みが・・もといコースの凄さを痛感したのでこんな内容になりました。皆さんもゴルフ場の設計者とその特徴を知るのも楽しいかもしれませんね。

キャンプはメンバーにも天気にも恵まれて楽しく過ごしました。
2日目はスクールのK社長が陣中見舞いに来てくださったのですが無謀にも?私達に勝負を挑み、派手に散っていきました。賭けたのは烏山城名物バナナジュース。ホールアウト時、スコア確認もせず女子全員&コーチにおごってくれました。今思うと、これも一種の接待だったんだと思います。そうじゃなければロングで10(しかも空振りはノーカン)叩くとか、ちゃっくり連発とかバンカーで何打も叩いてスコア確認不要なほどにはならないはず(スコア教えてくれなかった)。
そう・・・私にはわかります!これは私達にサラッと奢るための高度なテクニックなのです。見事な接待、見せていただきました。オトナって、接待って、味わい深いですね(しみじみ)。イタリア人みたいなスマートさ!とにかくバナナジュースは激うまでした。500円とやや高めですが、たっぷりLサイズだし美味しいのでオススメです。
またリベンジを誓いながら東北道の渋滞に巻き込まれながら帰途に就くのでした。

レストランからコースを見ながら飲むハイボールは格別!

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